久しぶりにまた漫画、空母「いぶき」3(作者 かわぐちかいじ)を読む機会が有りました。
3巻目のものです。
空母「いぶき」3には、以下の様な場面が描かれています。(著作権に触れないようにするつもりですが)
中国軍の空母から、空母「いぶき」(以下「いぶき」)を攻撃するために、中国軍機が飛び立ちます。なんの警告もなく中国軍機は、「いぶき」めがけてミサイルを発射します。
中国の先制攻撃です。
海自は防御のためミサイル護衛艦から艦対空ミサイルSM2を発射し、中国軍機が放ったミサイルを全て撃ち落とします。このとき海上すれすれに飛行しミサイルを射った中国軍機1機を撃墜します。
とこんな場面が有ります。
さてここからが、今日の本題です。
驚くことに海自は、撃墜した中国軍機のパイロットの捜索をするのです。海自を攻撃してきた敵のパイロットの安否を気遣い捜索するのです。中国軍なら決してこの様な事はしないでしょうが、間違いなく自衛隊ならこうするでしょう。
そして国内では、総理大臣は周囲の反対を押し切り、中国軍との戦闘を隠そうとせず国民に発表します。(安倍総理もこうあって欲しいものだ)
するとマスコミは以下の様に政府を攻めるのです。
・中国軍機の撃墜は、交戦で有り武力行使である
・交戦権は憲法に認められていない
・憲法違反ではないのか
・戦争を始める気か
とこんな具合に政府を攻撃するのです。
作者の、かわぐちかいじ氏は実に正確にマスコミの反応を描いています。
「いぶき」を書いている、かわぐちかいじ氏の見識には驚かされます。
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