ＴＰＰその先に有るものは: sakimori blog

日本はＴＰＰ交渉に参加するでしょう。
何故なら、それがオバマ大統領の野田総理への命令だと思うからです。
オバマ大統領は、経済で大きな実績を挙げないと来年の大統領選に出られないかもしれないし、出ても負けるかもしれません。今やらないと大統領選までに時間が有りません。だから早く目立つ実績作りを急いでいるのだと思います。

アメリカが荒稼ぎできる国は、今は世界中でも多分日本と韓国くらいではないでしょうか。
そこで実績作りに選ばれたのが、韓国であり日本であると思います。
韓国とアメリカのＦＴＡは、アメリカでは批准されました。韓国も１０月中に批准するらしいです。
韓国もアメリカにＦＴＡを結ぶよう命令されたのでしょう。
日本もＴＰＰ交渉に加わる意志を表明するよう急がされているのでしょう。
だから１１月中旬からハワイで始まるＡＰＥＣで野田総理は、ＴＰＰ交渉参加を表明するのではないかと言われています。

韓国でもこのＦＴＡに反対する人々が多いそうです。
日本でも反対している人が沢山います。私も反対ですが。
ジャーナリストの東谷　暁（ひがしたに　さとし）さんが言うには、ＴＰＰの大きな問題は、農業だけでなく、金融、投資部門も大打撃を受けるとのことです。私は東谷さんの説に賛同いたします。
この辺のことは、ネットで色々詳しく出ているのでそちらに譲りたいと思いますし、皆さんも色々ご存知だと思います。

ところで、ＦＴＡ，ＴＰＰはガッポリ稼ぐことだけが目的なのでしょうか。
相手はあのアメリカですよ。
第二次世界大戦に参戦する口実を作るために、日本軍の真珠湾攻撃の奇襲を成功させて上げました。米軍兵士が多数死傷しましたが、そんなことは彼らにとって問題外のことですが。

アメリカの為にならないと分かれば、ケネディ大統領まで殺す国ですよ。

戦争の口実を作る為に、９．１１アメリカ同時多発テロ事件を自作自演でやり自国民を多数殺しても平気な国ですよ。

核ミサイルが無いと分かっていながら、石油欲しさによその国、イラクに攻め込み、イラク国民を多数殺した国ですよ。

そんなアメリカですので、私には、ＴＰＰ、ＦＴＡだけでは無いような気がします。
もっともっと儲ける事を考えているような気がします。特に日本からは。

日本、韓国ともＴＰＰ，ＦＴＡにより国内企業の倒産、失業の増大を招く事が懸念されています。
日本、韓国の反対している人たちの理由は正にこのことからです。

韓国で倒産、失業が大幅に増えれば、社会不安が増大し国内の体制が揺らぐことになるでしょう。
これを北朝鮮が黙って見ているでしょうか。

日本国内でも同様のことが起きるでしょう。
中国、ロシアが黙って見ているでしょうか

朝鮮半島で軍事衝突でも起きてくれたら、もっと儲かるでしょうアメリカは。
尖閣、東シナ海あたりで日本と中国が武力衝突でもしてくれたら、アメリカはもっと儲かることでしょう。

参考）
ＴＰＰについて詳しく知りたい方は、国家戦略室が２０１１年１０月２１日に発表した「ＴＰＰ協定交渉の分野別状況」も参考にどうぞ。
全文はここ[URL][LINK]

一部「ＴＰＰ協定交渉の分野別状況」から抜粋。